

"提案コーディネートの達人" 瀧岡 美和さん
【所在地】 奈良県
【出身地】 奈良県
【勤続年数】 1年9ヶ月
【アルバイト経歴】 シルバーアクセサリーの販売員
【お店】
おもちゃ部門や古着部門、雑貨部門など、全部門あり、
それぞれの部門担当者が買い取り査定、値付け、品出し、
販売しています。
【仕事内容】古着担当販売スタッフ
1. 座右の銘
一期一会
2. テーマソング
Perfume「Dream Fighter」
3. 尊敬する人・会いたい人
家族、画家の横尾忠則さん
4. 夢〜10年後は何をしている
結婚して家族と幸せに暮らしている。
5. 自分の好きなところ
熱しやすく、冷めにくいところ。
好きなものをとことん好きになれるところ)
6. 印象に残っているワクワクした瞬間
接客をしたお客様が私を覚えていて下さったこと
自分が担当したブランドコーナーの売り上げが伸びたこと
7. これだけは誰にも負けない
明るい接客、お客様の特徴やお客様がご購入された商品等を
覚えていること
8. 感銘を受けた作品
「ジョジョの奇妙な冒険」「HUNTER×HUNTER」
「AKIRA」「鉄コン筋クリート」
「クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
9. 今はまっていること
アニメ映画、洋画、邦画を観ること、音楽を聴くこと、色々な漫画を読むこと、おでかけすること
10. 同年代の人に一言
精一杯、前向きにがんばりましょう!

駅から歩くこと10分。
するとモンゴルのゲルのような大きなドーム型の店舗が出現する。
スフィンクス風の大きな置物2対が守り神のように両脇に鎮座している。
もうこの時点で好奇心が刺激され、次は何が出てくるの?何のお店?と
ワクワク感が止まらなくなる。
はやる気持ちを抑えつつ、店内に入る。
雄牛の飾り、ラクダの置物?!、おもちゃ、靴、靴下、トレードカード、
フィギュア、古着、レコード、楽器、モデルガンや服などの軍用グッズ、
ゴルフ用品、釣り用具、時計、ブランド小物、帽子、楽器など
ありとあらゆるものがところせましと並べられている異空間
さらに、エジプト神の置物!!仏像!!ユニークな雑貨がでてくるでてくる!
ここはまさにワクワクワールド。
そんなワクワク感が止まらない開放倉庫で働く達人に
話しを聞いてみることにしました。

美和ちゃんが開放倉庫で働くきっかけ
学生の頃からよくここのお店に来ていたんです、楽しそうなお店やなと思って。
こういうところで働きたいと思い、前の仕事を辞めた時に面接を受けました。
入ったときの印象は、垣根がない(笑)。
みんなフランクに接してくれましたね。
今は古着部門に就いて買い取り、販売を主に担当しています。
商品を査定し値段を決定します。
入店するとまず2〜3ヶ月で基本的な研修を受けました。
いろんな種類(ブランド品、古着、フィギュアなど)の買い取りを習い、
中央レジを担当して一通り一連の基礎を学び、
その後、割り当てられた部門に配属になり配属先部門の研修をします。多種多様なジャンルや、どんな商品が置いてあるのかを覚え、
また、買い取りはどのくらいの商品がどの値段で買い取りするのかを覚えます。
やる気と適性をみて部門に配属されます。
それぞれ専門の買い取り知識を更につけてもらう為に、
ある程度の専門知識
(おもちゃならブリキ・超合金は高値で取引されるということや、
ブランド品の贋作の見分け方など)を習得します。

もともと服が好きなんです。ビンテージというか古着のTシャツがすごく好き。
よくここにきて買っていたんです。
でも服の知識がほとんどなかったので古着担当になってからたくさんある
ブランドやジャンルを覚えました。
開放倉庫で働いて1年9ヶ月経ちますが、まだまだ知らないことがいっぱいあります。
毎日新しいジャンルの商品を見て覚えるという繰り返しです。
部門にPCがあるのでとにかく知らないブランドは
その場でインターネットで調べて相場を調べたり、
先輩に教わったり知らないことはその場で調べます。

開放倉庫で働く、Before, After
働く前と後でのギャップですか?それはないです。
働いていて楽しいですね。
自分の趣味が変わっているのもあるけど世界観が広がります。
一緒に働くスタッフは個性的なメンバーなので、
ディープな世界観を持っているスタッフが多いです。
音楽やフィギュア、話し出したら何時間でも歴史まで語っちゃえるクラス。
最近はこういう格好ですが、前はどちらかというと奇抜なファッションでした。
パンクです(笑)。求人募集の写真にも赤髪のパンクスタイルで出たことも。
でも色んな服も着たいしな〜と思って。
古着部門だからこういう服着たいなぁって結構思いつくんです、
たまに変わった格好したいなぁとか。
基本的にお店の風紀ルールとしてサンダルとヒール以外ならOKです。
走ることが多い仕事なので走れる服装なら大丈夫。
お客さんに不快感を与えず度を越さずやりすぎなければ基本自由です。
スタッフ自身が好きな部門で好きな商品を扱って自由に働く環境です。
今だから言えますが、自由な分、パンクファションの時は
やっぱり怖いイメージを持たれがちなので、必ず笑顔の接客を心がけていました。
見た目怖いお姉ちゃんが笑顔で接客するのでそのギャップで
常連になってくださったお客さんもいました。

コーディネートは美和ちゃんで!
売り場で「こういう服を探しているんだけどある?」とお客様から相談され、
接客した時に、「あ、以前に接客してくれたお姉ちゃんやんね。」って
覚えていてくださる事がありますが、その度に嬉しいです。
「(美和ちゃんに)コーディネートしてほしい」と指名してくれるお客さんも
何人かいます。
私を必要として来店してくれるのはとても嬉しいし、
やっていてよかったなぁって思います。
常連さんの年齢層は若い方から中年の方まで結構幅広くいます。
ご夫婦でいらっしゃる方々も多いし、オシャレな常連さんが多いです。
私がコーディネートした服を気に入ってきてくれて、
その組み合わせで再び来店したよって方も。
私自身も常連さんから刺激をうけて、
いろんなコーディネートを試したくなるので常に常連さんの服装には
注目しています。

担当ブランドコーナーに対する情熱
アルバイトはアルバイト、社員は社員ときっちり分かれている会社が多い中、
解放倉庫はスタッフが一丸となって数字を追いかける雰囲気があります。
バイト社員関係なくみんなで店舗数字(売り上げ)を考えています。
だから担当部門の売り上げは気になります。
売り上げがあんまり良くなかった時に、
何か工夫できないかなぁと自分なりに考えてみました。
以前は値段変更のスパンが長かったので、細かく値段を変えてみました。
その他にも商品の説明POPを都度変更したりと、
地味な作業ですがこまめに売場内を変更したら数字となって結果が現れました。
ちゃんと努力すれば結果が現れるというのが実感です。

アルバイトも社員もその場で気づいた時に
「これこうしたらどうですかね〜」とアイデアを伝える事が多いです。
どの商品がいつ売れたかをPCに入力してそれをグラフにして
売り上げを表示しています。
なかなか売上が伸びてない商品はどうしたら伸びるかをみんなで話し合い、
売り場レイアウト、価格変更などありとあらゆるアイデアを実行します。
それで売り上げ伸びたら、更に伸びるようにするのはどうしたらいいかを
みんなで話し合います。
アルバイトも社員も関係なくいろんな意見を交換しています。
自分が担当したブランドコーナーを工夫したことで結果として数字が伸びたのは
嬉しかったですね。
でもそこで終わらずに、持続させていくことと他ブランドも伸ばしたいと
思っています。

美和流 接客に欠かせない3つのテクニック
【1】接客は"言う"のではなく"伝える"こと
接客は相手に「言う」のではなく「伝える」ことが大事だと教わりました。
それを常に心がけています。単純に「これが似合いますよ〜」ではなく、
この商品のどこがいいとか、○○だからお客さんに似合っていますよ
というように「伝える」を意識しています。
詳細などを、気持ちを込めてちゃんと「伝える」という接客を心がけています。
【2】まずはお客さんの特徴を覚える
常連さんに限らず、お客さんは毎日来店するので、
その時にお召しになっていた服の色や、かわいい鞄持っていたな等、
お客さんそれぞれの特徴を覚えます。
今日はこんな格好していたなとか。
後日同じお客さんがお見えになったときに、
こないだこんな服着ていましたよね〜と話しのきっかけにすると
「覚えてくれていたんですね〜」と話しも弾みますし。
それがきっかけで常連になってくださったりもします。
【3】明るい接客をこころがける
いつも一番に心がけているのは「いらっしゃいませ!」の声かけを誰よりも早く
気がつくようにしています。
その他には、お客様の目線よりも姿勢を低くするために
床に膝をつけて接客するようにしています。
また、聞き取り易いように声のトーンを気持ち高くしてゆっくり話し、
伝えようと心がけてます。
この3つは、実践してみて接客効果が伝わってるなと実感したことです。
接客は古着部門だけの扱いになるので色やサイズなど希望のものをお出ししたり、
試着など接客業務が必要になります。
お客さんにべったりという訳ではなく、
楽しくお買い物をしていただくためのヘルプサポーターという役割です。

靴5000足?!大誤算からの巻き返し
開放倉庫で働く中で、大失敗もありました(笑)
新品を入れたほうが売り場に効果的な事があります。
発注もアルバイトが担当することがあります。
丁度去年の今頃に誤って大量の靴発注をしてしまい、
なんと5000足という数を仕入れてしまいました。
実は、まだ眠っている在庫もあります(苦笑)。
一旦仕入れてしまっているので後はもうさばくしかない状況で。
ネットや店舗で必死で販売しました。店内で一番目立つ箇所に陳列したり、
キャンペーン企画を立ち上げたり。
その時は周りのスタッフが部門を越えてそれこそ全力でサポートしてくれました。
正直大変でしたが、それはそれで今となっては楽しい思い出です。
まだ3000足ほど眠っていますが、2000足分は販売できました。
大変だったけどスタッフの結束が固いからみんなが助けてくれ、
手伝ってくれて逆に楽しかったです。
そんな失敗を乗り越えて今があります。

目指すゴールは・・・・
活・気。
うまく説明できないですが、「なんか楽しいお店だな〜」と感じて貰える
お店にしたいなぁと思います。
働く自分達もそうだけど、来店されたお客さんが解放倉庫で「楽しいな」とか、
「ちょっと変わっているけどなんか色々あって面白いな」って、
とにかく楽しんでくれるお店になればなと。
自分が学生の頃にこの店で感じた、
「何でもあって楽しいなぁ」「ちょっと変わっていて楽しいなぁ」という感覚を
そのままお客さんに伝えたい。
その感覚、「何か」っていえないけどなんともいえない魅力が
自分の中でも大きいし、
他のお店にはない開放倉庫というお店の一番の魅力かなと思う。
それがずっと在り続けるお店であればいいなぁって思うし、
そんなお店をつくっていきたい。
いろんな世代の方々が何回も来たいと思ってくれるお店であったらいいなぁと。
だから活気を与え続けられるようにしていきたいんです。

開放倉庫ならではの・・・
ここならではの面白エピソードは沢山あるんです!が、秘密なことも多々(笑)
ちょっと凄いぞと思ったのは今年の成人式イベントに出席された芸人さんが、
なんや面白そうなお店や!と古着試着してくれたことです。
個性的なスタッフをつつけば全部が面白いエピソード聞けると思いますが
マニアックですよ。
他のお店では経験できないことがここでは沢山繰り広げられます。
マニアックなお客さんともちょいちょい交流がもてますし。
いろいろ見て回りずっと居座る人、
スタッフ並みに店舗や商品を知りつくしている人、
多種多様なお客さんが来店されます。

だから開放倉庫でがんばれる!
多分単純に楽しいからやと思います、好きな事がこのお店にあって、
その部門に就かせて貰って、好きな事だからもっと追求したい、
もっといろいろ知りたいとか自然と興味が湧くんです。
一緒に働くスタッフもそれぞれ意識が高い人ばかりです。
売上や売り場の事も常に休憩中でも自発的に話しあいます。
この仕事が好きなんだろうなと話しながら思います。
なかには休日返上で、日本橋に行ってフィギュアの相場が
いくらで売られているとか調べにいかはったりする人もいます。
仕事なのですが、辛い仕事ではなく、すごい楽しい事と思って
取り組んでいるんやなと自分も含めて思います。
みんながそんな感じ。休憩中に違う部門スタッフ同士で、
どこどこの売り場で売上伸びてんって普通に会話として登場するのはざらです。
そんな話を聞くとじゃあ私達の部門も頑張らなあかんという気分になるし
切磋琢磨している。
アルバイトさんそれぞれが売り上げなどどちらかというと経営に関わることでも、
重荷に感じず、当たり前として受け止めている。
大変ではあるけどそれよりも楽しさが勝るし大きい。
やっぱりスタッフが楽しくないとこんだけ楽しいことは発信できないんですよね。
きっと。

開放倉庫でバイトをしていてやっててよかったこと。
自分の知識がたくさん増えることです。
もともとおもちゃ、コミック、服が好きで、好きな事の知識を増やせるのは勿論、
色んな趣味を持ちここに入られている方が多いので
自分の知らないジャンルや世界観を色々知れたりとか幅広く
吸収できた事が一番働いていてよかったと思います。
自分の好きなことをさせてもらっているので、
楽しいと思うことしかないんじゃないかなぁて思います。
今一番好きなことできているな〜って思います。

美和ちゃんの長所
熱しやすく冷めにくい。
趣味の範疇になるんですが、好きな音楽はずっと何年も好きでいられるんです。
好きなことはとことん好きでい続けられます。
10年来のファンをしているバンドがあります。
小学校、中学校1年のときからファンとか。
ちょっと恥ずかしいのでここでは秘密にしておきます。

今ハマっていること、映画
最近特にアニメの映画が好きです。
もともと芸術系の短大出なんですが、短大の頃友達とよくここ来て、
なかなか見つからないような本を発見したり、
結構奇抜な格好する友達の服を一緒に観に来たりしていたので。
イラストコースでイラストの勉強をしていたのでとても刺激をうけました。
2年間勉強してきた、彼女のイラストは試着室のプレートとして活躍中。
今後の将来像は?
今のところはここがとても楽しいので具体的にはまだないです。
しばらくはバイトです。
アルバイトから社員へあがるのも多いです。

開放倉庫のイベントはスタッフの工夫が主
楽しんでもらえるかな…と各々で工夫してGWやお盆はイベントを開催します。
担当社員によってやり方が違うけど、アルバイトさんに任せたり相談して
イベントしています。
ちなみに今年のGW、古着部門はレディース詰め放題1000円を企画。
ブランドの古着つめ放題はわりかし人気イベントで日替わりセールも開催中で、
火曜は鞄、水曜はレディースが20%OFF、
GW中の平日は全品20%OFFなどがあります。
昨年好評だったものもありますし、
ちょっといまいちだったとか読みが甘かった企画もあるのでそのときは
反省会というか振り返りをして次に生かせるようにしています。

販売部門のこと
販売部門は全員で5人のスタッフ。
お店はシフト制で、定休日が確定していますが、
連休など取得したい時は各自で交代して融通きかしています。
言い換えるとスタッフ同士が仲良くないとできないかな。
部門関係なく仲良くしています。
アルバイトも社員隔たりなく仲良しです。
全体的なスタッフの年齢層も40代20代30代とばらばらです。

記者の目
華があってファンも多く、店内でもずばぬけて1位の看板娘ですという紹介の通り、
いい意味でのギャップのある達人でした。
とてもはきはきと話す。一見かわいらしいく、
今時の子という印象だが、話始めると自分の考えや、
仕事をする上で心がけていることなど、
一見しただけでは分からなかった事がドンドン垣間見えてきた。
見かけじゃなく中身もしっかりしている。
自分の好きで働かしてもらっているから、
それに応えるようにと自分なりの工夫を
こらして部門の売上を日々考えながら取り組んでいる。
数字も個人ベースで考え、値段や、配置など気を配り、
自ら率先して行動して、実際担当エリアのブランドの売り上げはUPしたという。
分からないことはその場でPCで調べる行動力+「伝える」を
念頭においたコーディネートの提案力。
つい最近までパンクスタイルだったという。
今の美和さんをみてパンクは全然想像できなかった。
いろんな格好してみたいというのが根本にあったりする。
開放倉庫という場所が本当に好きで、
楽しんで仕事しているんだなぁと伝わってきた。
分け入っても分け入っても出口がなかなか見つからない
入り組んだ作りはいろいろなものを見てもらいたいという意図がある。
が、それ以上に人を惹き付け魅力あるユニークな雑貨が溢れる店内で
楽しみながら仕事する姿。
好きなものに囲まれているから、
楽しみながら思う存分に力が発揮できるんだと美和ちゃんをみて思った。
ユニークさは勿論の事だが、最近ワクワクしてないな〜と思ったら
心の中の「ワクワクする何か」のスイッチを押してくれる
開放倉庫にきてみてください。
百聞は一見にしかず。必ずスイッチ押されます!


開放倉庫 橿原店
【所在地】
〒634-0008
奈良県橿原市十市町888-5
【アクセス】
近鉄橿原線新ノ口駅 徒歩10分
【営業時間】
AM 10:00 〜 AM 2:00
【TEL】
0744-29-3760
【URL】
http://www.kaihousouko.com/kashihara.html